
目の前がチカチカしたり、生あくびが出たり、首の付け根が急に張ってきたり。
片頭痛持ちの方なら、あの独特な予兆を感じることがありますよね。
痛みが本格化してからでは動くのも辛くなりますが、予兆の段階で「末端の関節」を緩めることで、頭に溜まり始めた過剰なエネルギーを逃がすことができます。
今回は、道具いらずで1分でできる、気のアース法をご紹介します。
なぜ頭痛なのに手首・足首なのか?
気功の視点では、頭痛は「気が頭に渋滞して、逃げ場を失っている状態」です。
特に片頭痛の前触れは、エネルギーが末端まで届かず、上へ上へと逆流し始めているサインです。
- 関節は「気の関所」:手首や足首といった関節は、気が滞りやすい場所です。ここが固まっていると、頭にのぼった気が足元へ降りていけません。
- 末端を動かせば、中心が緩む:体はすべて繋がっています。末端を回して緩めることで、連動して首や頭の緊張がフワッと解けていきます。
痛みの現場(頭)を触るのではなく、遠くの出口を開けてあげることが、片頭痛ケアの極意です。
【実践】予兆を逃がす手足のジョイント・ケア
仕事中でも、移動中でも、気づいた瞬間にその場で行ってください。
1. 手首を「ぶらぶら・くるくる」回す
両手の力を抜き、手首を柔らかく回します。
このとき、指先から黒い煙(余分な熱)がシュッシュッと外へ抜けていくイメージを持ちましょう。
手首が緩むと、不思議とこめかみの緊張も和らぎます。
2. 足首を大きく、ゆっくり回す
椅子に座ったままで構いません。
足の指先で大きな円を描くように、足首をゆっくり回します。
「頭にある気が、脚を通って足の裏から地面へ吸い込まれていく」と強く意識してください。
3. 「はぁ〜」と溜息をつく
手足を回しながら、大きく深く溜息をつきます。
息を吐ききることで、血管の急激な収縮・拡張を抑え、自律神経をリラックスモードへ強制的に切り替えます。
早めの対処が明日のあなたを救う
片頭痛は、一度火がつくと消すのが大変な火災のようなものです。
ボヤ(予兆)の段階で関節を緩め、気を足元へ逃がしてあげれば、痛みが軽く済んだり、起きずに済んだりすることも珍しくありません。
自分の体の小さなサインを見逃さず、優しく「出口」を作ってあげてくださいね。