
「食べてすぐにお腹が張る」「胃が重くて食欲がわかない」「便秘と下痢を繰り返す」
病院の検査では「異常なし」と言われても、こうした症状が続くのは、自律神経が悲鳴を上げている証拠かもしれません。
胃腸はエネルギー(気)を作り出すもっとも大切な場所。
お腹が硬くなっているのは、心と体の緊張が気の滞りとなって胃腸を締め付けているサインです。
なぜ自律神経が乱れるとお腹にくるのか?
胃腸の働きは、自律神経によって完全にコントロールされています。
- 交感神経(アクセル)の暴走:ストレスで緊張状態が続くと、胃腸への血流が後回しになり、消化活動がストップしてしまいます。これが「張り」や「もたれ」の原因です。
- 「中焦(ちゅうしょう)」の詰まり:気功ではお腹周辺を中焦と呼び、エネルギーの交差点と考えます。ここがストレスで硬くなると、全身の気の巡りが渋滞を起こし、さらなる自律神経の乱れを招く悪循環に陥ります。
お腹の強張りを解く時計回りの手当て
硬くなったお腹を物理的に、そして「気」の力で緩めてあげる簡単なケアをご紹介します。
【実践】胃腸をリラックスさせるステップ
- 手のひらを温める:両手を30回ほどこすり合わせ、手のひらを温かくします。
- おへそを中心に円を描く:手のひらを直接(または服の上から)お腹に当て、おへそを中心に「の」の字を書くように、時計回りにゆっくりとさすります。
- 「ゆるむ、ゆるむ」と念じる:さすりながら、お腹の奥の筋肉がバターのように溶けていくイメージを持ちます。
ポイント:強く押す必要はありません。
手の温もり(気)をお腹に染み込ませるようなイメージで行うと、副交感神経が優位になり、腸が動き出すのを感じられるはずです。
お腹が緩めば、心もフワッと軽くなる
「腹が立つ」「腹に据えかねる」という言葉通り、お腹には感情が溜まりやすい場所でもあります。
お腹の張りを緩めてあげることは、溜まったストレスを体外へ逃がしてあげることと同じです。
食後や寝る前の数分、自分のお腹を優しく撫でてあげてください。
胃腸が整えば、あなたの自律神経は安定していきます。
名古屋気功心理からのアドバイス
「お腹が石のように硬くて自分では緩められない」「食事のたびに不快感がある」という方は、気の滞りが慢性化している可能性があります。
当院の気功施術では、手当によって内臓の深部まで気を届け、こびりついた緊張を優しく解きほぐします。