更年期?それとも自律神経?40代からの「ゆらぎ」を整える気功の知恵

「急に顔が熱くなる」「理由もなく不安で涙が出る」「夜中に目が覚めてしまう」

40代を過ぎた頃から、こうした心身の変化に戸惑うことはないでしょうか?

「これって更年期障害?それとも自律神経の乱れ?」

と悩まれる方も多いですが、気功の視点で見れば、どちらも生命エネルギー(気)と、それを支える栄養(血)のバランスが変化しているサインです。

なぜ40代からゆらぎが起こるのか?

東洋医学や気功の古典では、女性の体は7の倍数で変化すると言われています。

49歳前後は、まさにエネルギーの転換期です。

  • 「血(けつ)」の不足と気の高ぶり:体を潤し、心を落ち着かせる「血」が不足してくると、相対的に「気」が浮き上がりやすくなります。これが、ホットフラッシュやイライラの正体です。
  • 自律神経は「気の調整役」:自律神経は、この変化するエネルギーを一生懸命コントロールしようとしてオーバーヒートを起こしています。

大切なのは、変化を「衰え」と捉えるのではなく、「新しい自分に合わせたエネルギー調整の時期」と捉え直すことです。

ゆらぎを穏やかにする気功のセルフケア

高ぶった気を鎮め、不足しているエネルギーを補うための簡単な方法をお伝えします。

【実践】心と体を安定させる「静」の習慣

  1. 三陰交(さんいんこう)を温める:足の内くるぶしから指4本分上にあるツボ「三陰交」は、女性の気の巡りを整える特効穴です。ここをカイロやレッグウォーマーで温めましょう。
  2. 「腎(じん)」を労わる手当て:腰の背中側(ウエストの高さ)にある「腎」のあたりに両手を当て、温かさを伝えます。生命の根源である場所を温めると、深い安心感が得られます。
  3. 夜は「情報の目」を閉じる:更年期世代の脳は非常にデリケートです。寝る前のスマホを控え、視神経から入る過剰な刺激をカットするだけで、自律神経の負担が激減します。

抗わずに、流れるように整える

「昔のように動けない」と自分を責めないでください。

ゆらぎの時期は、もっと自分を甘やかし、ゆったりと過ごして良いという体からのメッセージです。

無理にコントロールしようとするのをやめ、深く息を吐き出す。

その「緩み」が、結果的に自律神経を一番早く整えてくれます。