
「雨が降る前に体が重だるくなる」
「季節の変わり目になると、胃腸の調子が優れずやる気が出ない」
そんな不調を感じることはないでしょうか?
気功や東洋医学では、この時期特有の湿気による害を「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
この湿邪が体に溜まると、自律神経を乱す大きな原因となってしまいます。
なぜ湿気が自律神経を乱すのか?
私たちの体の中を巡る気は、湿気を非常に嫌います。
湿度が高くなると、体の中の水の巡りが滞り、気がスムーズに流れなくなってしまいます。
- 「重だるさ」の正体:気が停滞することで、体の中に重いエネルギーが溜まり、手足が重く感じられます。
- 消化器(脾胃)へのダメージ:湿気は特にお腹の機能を低下させます。お腹が冷えたり弱ったりすると、心の安定を司る気が作られなくなり、自律神経のバランスが崩れます。
つまり、季節の変わり目のダルさを解消する鍵は、「お腹を整えて、気を動かすこと」にあります。
自律神経を守るお腹を温める大切さ
湿邪に負けない体を作るために最も大切なのは、外気の影響を受けやすいお」を内側から守ることです。
【実践】今日からできる湿邪対策
- お腹の「手当て」:両手をこすり合わせて温め、おへその下にそっと置きます。手の熱が内臓まで伝わるのを感じながら、ゆっくり呼吸しましょう。
- 冷たい飲食を控える:湿気が多い時期に冷たいものを摂ると、お腹が「水浸し」の状態になり、さらに気が滞ります。白湯や温かいお茶を選びましょう。
- 「へそ周り」を冷やさない:夏場や寝苦しい夜でも、腹巻などをして「へそ」の周辺だけは守るようにしてください。
ポイント:お腹が温まると、自律神経のスイッチがリラックスモードに切り替わり、体内の余分な湿気を排出する力が強まります。
お腹を温めれば、気は自ずと巡り出す
季節の変わり目は、体が変化に一生懸命対応しようとしている時期です。
「なんだかダルいな」と感じたら、それは体が休息と温もりを求めているサイン。
お腹を大切に扱い、気を巡らせて、季節の移ろいを心地よく過ごせる体を作っていきましょう。
名古屋気功心理院からのアドバイス
「お腹がいつも冷たい」「湿気が多い時期は頭痛やむくみがひどい」という方は、自力で湿邪を追い出す力が弱まっているかもしれません。
当院の気功施術では、お腹の芯に熱(気)を送り込み、水はけの良い、軽やかな体へと整えていきます。一人で我慢せず、お気軽にご相談ください。