
「どんなに温めても、すぐに手足が冷えてしまう……」
その原因、もしかしたら心の張りにあるかもしれません。
気功の世界では、心と体は切り離せない一つのもの(心身一如)と考えます。
実は、私たちが無意識に抱えている不安や緊張は、体温を奪う最大の原因になり得ます。
緊張は最強の冷却装置?
心が緊張している時、私たちの体では何が起きているのでしょうか。
気功と現代医学の両面から見てみましょう。
- 血管の収縮:ストレスを感じると自律神経が交感神経(アクセル)側に大きく振れます。すると血管がギュッと縮まり、末端まで温かな血液が届かなくなります。
- 気が上に昇る(のぼせ):怒りや焦りを感じると、エネルギー(気)が頭の方へ昇ってしまい、足元がガラ空きの「冷え」の状態になります。
つまり、心を緩めることは、血管を開き、体温を全身に巡らせるためのスイッチをオンにすることです。
冷えを溜めないための心の養生
今日から意識したい、体を内側からポカポカにする心の持ち方をご紹介します。
【実践】心を緩めて熱を巡らせるコツ
- 「まあ、いいか」を口癖にする:完璧主義は体を硬くします。適度に肩の力を抜くことで、滞っていた気がスムーズに流れ出します。
- 「今」の感覚に集中する:過去の後悔や未来の不安は、気を消耗させます。足の裏が地面についている感覚や、お腹が膨らむ感覚を味わうだけで、浮いた気が下(丹田)に降りてきます。
- 自分を否定しない:自分を責めると、心は防衛反応でギュッと縮こまり、冷えを助長します。「今日も一日頑張ったね」と自分を労わる言葉が、何よりの防寒着になります。
緩めば、巡る。巡れば、温まる。
冷え性対策は、お風呂や食事といった「外からのケア」と、心を緩める「内からのケア」の両輪が揃って初めて加速します。
冷えという体のサインを、自分を追い込んでいる心のブレーキに気づくチャンスに変えてみてください。
名古屋気功心理院からのメッセージ
「どうしてもリラックスの仕方が分からない」「長年の緊張が体と一体化してしまっている」という方は、ぜひ当院の気功施術を体験してください。
手から伝わる穏やかなエネルギーが、自分では解けない心の強張りを優しく溶かしていきます。
心が解ければ、体は勝手に温まり始めますよ。