
「気(き)」という概念は、流派・分野・使い方によって分類がまったく違うため、
「公式に◯種類」と決まっているわけではありません。
ただし、東洋思想・気功・武道・医学・スピリチュアルの世界を整理すると、
だいたい5〜10系統、細分化すると20〜30種類以上に分けて説明されることが多いです。
ここでは実務・指導・説明に使いやすい整理でまとめます。
東洋医学・古典ベースの「気」(基本分類)
代表的な5〜6種類(超メジャー)
元気(げんき)
生命力の根源。先天のエネルギー(腎に関係)
宗気(そうき)
呼吸と食事から生まれる気。心肺機能と関係
営気(えいき)
血とともに巡り、栄養を運ぶ気
衛気(えき)
免疫・バリア機能。外邪から身を守る
正気(せいき)
体を正常に保つ総合的な力
邪気(じゃき)
外から侵入する乱れた気(風・寒・湿など)
この6種類が「医学的気」の基本セットです。
気功・修行体系で使われる「気」
機能・使い方別(6〜8種類)
内気(ないき)
体内で培われる気(丹田の気)
外気(がいき)
体外に放出・伝達される気
真気(しんき)
精・気・神が統合された高度な状態
清気(せいき)
澄んだ安定した気。治療やヒーリング向き
濁気(だくき)
滞った重い気(感情・ストレス由来)
陽気 / 陰気
活性・鎮静の両極性の気
武道・身体操作での「気」
身体感覚ベース(4〜5種類)
丹田の気
重心・軸・安定感
発勁の気
一瞬で出力する爆発的な気
間合いの気
相手との空間・距離感の気配
気迫
心理的圧・存在感
心理・波動・意識レベルの「気」
現代的・スピリチュアル寄り(6〜8種類)
感情の気(怒・恐・哀など)
思念の気
意図・フォーカスによる気
場の気
空間に残る情報・雰囲気
集合意識の気
集団で共有される気
波動としての気
周波数・共鳴として捉える気
指導・説明用にまとめるなら
生命維持の気(元気・宗気)
防御と循環の気(衛気・営気)
操作・活用する気(内気・外気)
心理・感情の気
場・空間の気
となっていきます。