
いつも周りの空気を読み、自分の感情を後回しにしてしまう。
「いい人」と言われることが多い方ほど、実は自律神経の乱れに悩まされていることが少なくありません。
気功の視点で見ると、感情を抑えることは、体内を流れるエネルギー(気)にブレーキをかけている状態と同じです。
感情の抑圧が気を滞らせる
「怒ってはいけない」「悲しんではいけない」「我慢しなければ」
そうやって感情に蓋をすると、本来スムーズに流れるべき「気」が行き場を失い、胸のあたりに溜まってしまいます。
- 気滞(きたい)の状態:気が滞ると、胸のつかえ、喉の違和感、原因不明のイライラ、そして自律神経の乱れを引き起こします。
- 心と体は一つ:心の緊張は、そのまま横隔膜や内臓の強張りに繋がり、深い呼吸を妨げてしまいます。
心優しい人ほど、自分自身の「気」を縛り付けてしまっていることが多いです。
ため息は体が求めているリセットボタン
昔から「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われますが、気功や医学の観点からは全く逆です。
ため息は、限界に達した心身を救うための「防衛反応」です。
【実践】ポジティブなため息のつき方
- 意識的に肩を上げる:息を吸いながら、ギュ〜ッと両肩を耳に近づけるように上げます。
- 一気に脱力して吐き出す:口を大きく開けて「はぁ〜っ……」と、胸に溜まった重いものを全て外に出すイメージで吐き出します。
- 余韻を味わう:吐き出した後に、肩の力が抜け、胸が少し広くなった感覚を味わいます。
ポイント:「はぁ〜」という音と一緒に、自分を縛っていた「〜すべき」という思い込みも一緒に手放してみましょう。
自分を一番に労わることから始めよう
周りを大切にできるあなただからこそ、まずは自分の「気」を自由にしてあげてください。
ため息をつくことは、自分の心を守るための立派な養生(セルフケア)です。
「はぁ〜」と吐き出すたびに、滞っていた気が巡り出し、自律神経は本来の穏やかさを取り戻していきます。
名古屋気功心理院からのメッセージ
「胸が苦しくて深い呼吸ができない」「常に何かに追われているような焦りがある」という方は、長年の抑圧で気の巡りが複雑に絡み合っているかもしれません。
当院の気功施術では、胸周りの強張りを優しく解き、溜まった感情(濁気)を排出しやすい状態へと導きます。